
ブルーライトカットメガネはパソコンやスマホの画面から発せられるブルーライトを軽減し、目の疲れを和らげる目的で多くの人に利用されています。しかし、実際には「ブルーライトカットメガネをかけると逆に疲れる」と感じる方も少なくありません。
本記事ではその原因を解説し、大人にとってのブルーライトカットの効果やデメリット、さらに正しい使い方や目の健康を守るためのおすすめの対策を紹介します。
ブルーライトカットメガネで逆に疲れる理由

裏面反射が疲れの原因に
特に、メガネの前方が暗く、背後から強い光が当たる状況では、裏面反射が起きやすくなります。この反射によって、目の端にチラチラとした光が見えたり、集中力が削がれたりすることもあります。
対策としては、ブルーライトカットコーティングタイプではなく、染色による吸収タイプのレンズを選ぶことで、裏面反射を軽減できる場合があります。また、裏面反射が気になる場合は、メガネ店で相談し、自分に合ったレンズや設計を検討することが重要です。
度数アップやスマホ老眼の影響
まず、メガネの度数をアップしたタイミングでブルーライトカットメガネを使い始めると、レンズの度数変化自体が目の負担となり、ブルーライトカットの有無に関係なく疲れを感じやすくなります。特に近視の方が遠くを見るための度数を強くすると、年齢を重ねるほど近くが見えにくくなり、結果として目の疲れや違和感が増すケースが多いです。
また、近年増えている「スマホ老眼」は、スマートフォンやタブレットを長時間近くで見ることで、年齢に関係なく老眼のような症状(ピント調節力の低下や目の疲れ)を訴える現象です。これもブルーライトカットメガネの使用有無にかかわらず、目の負担の大きな要因となります。
大人にとってブルーライトカットは意味ないのか?

科学的な効果検証と最新研究
最新の科学的研究によると、ブルーライトカットメガネが眼精疲労を軽減する効果は明確に認められていません。複数のランダム化比較試験や国際的なレビューでは、ブルーライトカットメガネを装用しても、コンピューター作業による目の負担や睡眠の質の改善、網膜保護などには有意な効果が見られなかったという結果が出ています。
一方で、ブルーライトカット率が高いメガネは生体への影響を抑制する可能性があるという研究もあり、特に夜間の強い光環境下では、メラトニン分泌の低下を防ぐ効果が示唆されています。しかし、カット率が高すぎると色の見え方が変化したり、長時間の使用で脳が疲れる可能性も指摘されています。
結論として、日中の眼精疲労対策としてのブルーライトカットメガネの有効性は科学的根拠が乏しく、過度な期待は禁物です。夜間の睡眠リズム維持には一定の効果が期待できるものの、適度なカット率と使用時間を守ることが推奨されています。
大人の目に与える悪影響と誤解
大人の目に与える悪影響と誤解について、結論から述べると、ブルーライトカットメガネが大人の目に重大な悪影響を与えるという科学的根拠はありません。ただし、効果や役割に関して誤解が広がっています。
よくある誤解として、「ブルーライト=目に悪い」「ブルーライトカットメガネをかければ目が守れる」というイメージがあります。しかし、ブルーライト自体は現時点で強い悪影響が科学的に証明されているわけではありません。むしろ、眼精疲労の主な原因は「画面を見る時間の長さ」や「まばたきの減少」など他の要素が大きく関与しています。
ブルーライトカットメガネのデメリットと正しい使い方

外でかける際の注意点
屋外の太陽光に含まれるブルーライトの量は、LEDディスプレイから発せられるブルーライトの量よりもはるかに多いとされています。そのため、パソコン作業のために設計されたブルーライトカットメガネを屋外で使用すると、かえって目に負担をかける可能性があります。
また、ブルーライトカットメガネには紫外線カット機能が備わっていない場合があるため、屋外で紫外線対策が必要な場合は、別途UVカット効果のあるレンズやサングラスを選ぶ必要があります。
ブルーライトカットメガネはデジタルデバイスの使用時に着用するのが最も効果的であり、屋外での使用は避けるか、用途に応じて通常のサングラスやUVカット機能付きのメガネと使い分けることが推奨されます。
目の健康を守るための他の対策
目の健康を守るための他の対策としては、ブルーライトカットメガネ以外にも、日常生活で実践できる効果的な方法がいくつかあります。
- 20-20-20ルールの実践
20分ごとに20フィート(約6メートル)先を20秒間見ることで、目の筋肉を休ませ、ピント調節機能を維持することができます。 - 画面との距離と明るさの調整
パソコンなら40~60cm、スマートフォンなら30~40cmを目安にし、画面の明るさを周囲の環境に合わせて調整しましょう。 - 正しい姿勢の維持
画面の位置は目線より少し下に設定し、首や肩への負担を減らすことで、目の疲れも軽減できます。 - 意識的なまばたきと目薬の使用
コンピュータ作業中はまばたきの回数が減るため、意識してまばたきを増やし、目の乾きを感じたら人工涙液などの目薬を使用しましょう。 - デジタルデバイスから離れる時間を作る
読書や散歩など、意識的にデジタル機器を使わない時間を設けて目を休ませることも有効です。 - サプリメントの活用
ひとみにルテイン30のようなルテイン配合サプリメントは、目の健康維持をサポートし、ブルーライトや紫外線による目のダメージを軽減する効果が期待できます。
これらの対策を組み合わせることで、ブルーライトカットメガネだけに頼らず、総合的に目の健康を守ることが可能です。
ブルーライトカットメガネで逆に疲れる?まとめ
- ブルーライトカットメガネで逆に疲れる主な原因はレンズの裏面反射や度数の変化、スマホ老眼が関係している。
- 大人にとってブルーライトカットメガネは必ずしも効果的とは限らず、過度な期待は禁物。
- 外での使用は目に負担をかける場合があり、使い分けが必要。
- 目の疲れ対策はメガネだけでなく、休憩や目薬、まばたきの意識が重要。
- 「ひとみにルテイン30」のようなサプリメントも目の健康維持に効果的な補助になる。
これらを踏まえ、ブルーライトカットメガネの選び方や使い方を見直し、総合的な目のケアを行うことが大切です。
ひとみにルテイン30
