
スタンスミスはアディダスを代表する名スニーカーで、そのシンプルかつ洗練されたデザインは年代や性別を問わず幅広く愛されています。しかし、履き方やコーディネート次第で「かっこいい」印象にも「ダサい」印象にも変わってしまいます。
本記事では、スタンスミスをよりかっこよく履きこなす方法を、靴紐の通し方やサイズ調整、さらには40代・50代のメンズを中心に、大人の魅力を引き立てるコーデ術まで詳しく解説します。女性の履きこなしにも触れ、多彩なスタンスミスの楽しみ方を提案します。
スタンスミスの魅力と基本のかっこいい履き方
- スタンスミスの歴史と特徴
- 正しいサイズ選びのポイント
- 靴紐のかっこいい通し方と結び方
- 履き心地をアップさせるフィット調整法
- 手入れと保管で長持ちさせる方法
スタンスミスの歴史と特徴
元々テニスシューズとして1970年代に誕生したスタンスミスは、ミニマルでありながら足元に個性を与えるデザインが特徴です。
スタンスミスは、アディダスが1971年に発売したテニスシューズに由来するスニーカーです。その前身は1964年に発売された「ハイレット」というモデルで、これはフランスのプロテニス選手ロバート・ハイレットのために設計されました。1971年に若きアメリカのテニスプレーヤー、スタンレー・ロジャー・スミス(通称スタン・スミス)がこのモデルを愛用し、彼の名前を冠して「スタンスミス」と改名されました。シュータンには今も彼の似顔絵が刻まれています。
当初はテニスシューズとして設計されたスタンスミスですが、そのシンプルで洗練されたデザインと快適な履き心地から、スポーツだけでなく日常のファッションシーンでも広く愛用されるようになりました。1991年には世界で最も売れたスニーカーとしてギネス認定も受けています。
スタンスミスは、白いレザーアッパーにグリーンのヒールタブやパンチングで表現されたスリーストライプスが特徴的で、1980年代以降は様々なカラーバリエーションや素材のモデルも登場し、さらに世界的なファッションアイコンとなりました。今日では多様なコラボモデルなども展開され、スポーツシューズの枠を超えた名作スニーカーとして地位を確立しています。
スタンスミスの正しいサイズ選び
一般的に普段履くスニーカーサイズで問題ありませんが、幅広な足の方も多く、実際のレビューではつま先が痛くならないフィット感が好評です。
スタンスミスの正しいサイズ選びは「普段の靴サイズよりハーフサイズからワンサイズ大きめを選ぶ」のがおすすめです。理由はスタンスミスが全体的に細身のシルエット設計であるため、ジャストサイズだと足先が窮屈になりやすく、見た目もふっくらしてしまうことがあるからです。少し大きめサイズにすることで、靴紐をしっかり締めたときに美しい細身のシルエットが際立ち、履き心地も向上します。
また、足幅や甲の高さによってサイズ選びは微調整が必要で、幅広や甲高の足の方は特にワンサイズあげると快適です。逆に甲が低く足幅が狭い方は普段のサイズで問題ありません。素材によっても違いがあり、レザー製は履くうちに柔らかく馴染みますが、ニット素材のモデルは購入時のフィット感が続くため慎重なサイズ選びが必要です。
通販で購入する場合は複数サイズを試着して合わないものを返品する手段もあり、失敗を防ぐためにAmazonの返品サービスを利用するのが賢い方法といえます。
靴紐のかっこいい通し方と結び方
スタンスミスの靴紐は、一番上の穴まで通さないのが一般的なかっこいい履き方です。理由はシュータンにデザインされたスタンスミス氏の顔を隠さないためです。
スタンスミスの靴紐のかっこいい通し方は「一番上の穴まで通さずに、シュータンのロゴが見えるようにする」ことがポイントです。これはスタンスミスの象徴であるシュータンに刻まれたスタン・スミス氏の顔を隠さないために一般的に好まれています。通し方としては、下の穴から靴紐を始めて順に通し、最後の穴は通さずに抜け感を出す「オープンレース」スタイルがおしゃれです。
結び方は、靴紐の長さや個人の好みによりますが、ほどけにくく見た目もきれいな「イアンノット結び」や「ダブルノット」が人気です。また、結ばずに片方の紐をゆるくループさせて脱ぎ履きしやすいルーズな着用感を出す方法もあります。靴紐の長さは120cm程度が標準とされ、長すぎる場合は適度にカットするか、靴紐の交差や結び方を工夫するとすっきりします。
さらに、カラフルな靴紐に替えることで個性をプラスするアレンジも多く見られます。シンプルな白や黒のスタンスミスにカラー靴紐を合わせて差し色を効かせるのもおしゃれです。
履き心地をアップさせるフィット調整法
靴紐で足を適度に締めつつ、足首周りは締め過ぎない調整が大切です。特に新品時は様子を見ながら調整すると快適に履けます。
スタンスミスの履き心地をアップさせるフィット調整法は、「靴紐の締め具合と足首周りのバランス調整」が重要です。まず、靴紐は足の甲にしっかりフィットするように締める一方で、足首周りは締め過ぎないように緩めに調整すると長時間の歩行も快適になります。靴紐を均等に締めることで足の圧迫感を防ぎ、疲れにくくする効果があります。
また、新品のスタンスミスはレザー素材が硬めなので、最初は無理せず徐々に履き慣らすことも大切です。インソールの交換も有効な調整方法で、自分の足の形や歩き方に合ったインソールを入れることで衝撃吸収やサポート力が向上し、快適さが増します。
加えて、厚手の靴下を履いて履き心地を確認し、必要に応じて靴紐の締め具合を調節すると効果的です。定期的に靴の中をチェックして、フィット感が変わってきたら靴紐やインソールの調整を行うこともおすすめです。
手入れと保管で長持ちさせる方法
レザー製のスタンスミスは汚れやすいですが、日頃のブラッシングや専用クリーナーの使用で美しさを保てます。
まず、履いたら毎回ブラッシングして表面のホコリや砂を落とす習慣をつけましょう。特に革製のため、型崩れ防止や防臭効果のある木製シューツリー(シューキーパー)を入れて保管すると、靴の形状をキープできます。シューツリーは安価なもので十分効果があり、長く使うための必須アイテムです。
定期的には(数ヶ月に1回程度)、靴紐を外してステインリムーバーで汚れを丁寧に拭き取り、革用のデリケートクリームや保湿クリームで革に栄養補給を行います。これにより革の乾燥を防ぎ、風合いがよくなり、愛着も湧きます。さらに、防水スプレーをかけておくことで水や汚れを弾き、手入れも楽になります。
靴紐も取り外して酸素系漂白剤や専用洗剤で洗浄し、汚れを落とすことが望ましいです。汚れが取れにくいときは、メラミンスポンジや強力な革用クリーナーで対処します。水洗いは革の劣化につながるため避け、専用のクリーナーと布で優しくケアしましょう。
保管時は直射日光や湿気を避け、風通しの良い涼しい場所が理想的です。これらを継続的に行うことで、スタンスミスの美しさと履き心地を長期間維持できます。
スタンスミスの年齢別メンズかっこいいコーデ術
- 40代メンズに似合うスタンスミスコーデのポイント
- 50代メンズの大人カジュアル着こなし術

40代メンズに似合うスタンスミスコーデのポイント
40代の男性はマウンテンパーカーやカジュアルシャツとの組み合わせると都会的で余裕のある印象になります。
40代メンズに似合うスタンスミスコーデのポイントは、「大人の余裕と清潔感」を演出することです。白のスタンスミスは都会的で爽やかな印象を与えやすく、ジャケットやテーラードアイテムと合わせると上品なカジュアルスタイルが完成します。特にネイビーやグレーのジャケットとデニムやチノパンを組み合わせることで、きちんと感とラフさのバランスが取れたスタイルが作れます。
また、40代はサイズ感にも注意が必要で、オーバーサイズすぎず、体に程よくフィットする服を選ぶことが大切です。スタンスミスのシンプルなデザインを活かして、コーデ全体は余計な柄や派手な色を抑え、モノトーンやベージュ系の落ち着いた色味でまとめるのが好印象です。さらに、時計やベルトなどの小物も質の良いものを選ぶと、全体の高級感がグッとアップします。
靴下はあえて見せないか、足元をすっきり見せるショート丈がおすすめで、足元の軽やかさがファッション全体のバランスを引き締めます。スタンスミスの清潔感ある白スニーカーは、カジュアル過ぎない40代の休日コーデに最適です。
50代メンズのための大人カジュアル着こなし術
50代はデニムやチノパンに白スタンスミスを合わせるシンプルなカジュアルがもっとも映えます。スーツやセットアップにスタンスミスを合わせるのは避けたほうが良く、「頑張っている感」が出やすいとされています。
50代メンズの大人カジュアル着こなし術は「無理せず自然体で上品さを保つ」ことがポイントです。スタンスミスはシンプルなデザインなので、50代の落ち着いた服装にもマッチしやすく、カジュアル過ぎず洗練された印象を与えます。特にデニムやチノパンに合わせるシンプルなカジュアルスタイルが人気で、色はネイビー、ベージュ、グレーなど落ち着いたトーンを選び、トップスは襟付きシャツや軽いニット、ジャケットとの相性が良いです。
セットアップやスーツにスタンスミスを合わせるのはあまりおすすめされません。なぜならスーツスタイルにはフォーマル感が求められ、スポーティなスタンスミスは少し浮いてしまうためです。代わりにレザー系のドレスシューズやレザー調のスニーカーを選ぶのが大人のマナーです。
また、靴下は見せないショート丈や足首を少し見せる履き方が好まれ、清潔感がアップします。靴の色は白が最も使いやすく、黒はシックですが重くなりがちなので着こなしに注意が必要です。さらに、小物類は品質の良いレザーのベルトや腕時計を取り入れて、全体の格を上げることも大切です。
スタンスミスレディースにかっこいい履きこなしテクニック
- 女性におすすめのカラーやスタイル
- スカートやパンツとのバランス
- 靴紐アレンジで個性を出す方法
- トレンドのスポーティミックスコーデ
- 大人女性のきれいめカジュアル着こなし

女性におすすめのカラーとスタイル
白やピンク、ベージュなどが人気で、特にピンクは女性らしいスポーティで可愛い印象を与えられます。
女性におすすめのスタンスミスのカラーは、定番の白に加え、ピンクやベージュなど柔らかく女性らしい色味が人気です。白はどんなスタイルにも合わせやすく、爽やかで清潔感を演出できます。ピンクは甘すぎずスポーティーな印象を与え、カジュアルにもフェミニンにもマッチします。ベージュはナチュラルで上品な雰囲気を作り出し、大人の女性に特に好まれています。
スタイル面では、スカートやワンピースと合わせて女性らしさを引き立てるコーデが定番です。タイトスカートに白スタンスミスを合わせると、清潔感と軽やかさが際立ちます。カジュアルなデニムやパンツスタイルでも、スタンスミスのシンプルなデザインが程よいスポーティさをプラスしてくれます。
さらに、靴紐をカラフルなものに替えるアレンジや、片結びで抜け感を出す履き方など、個性を演出する方法も女性に好評です。トレンドのスポーティミックススタイルでは、マウンテンパーカーやアスレジャーアイテムと合わせることで動きやすさと見た目のバランスを両立できます。大人の女性には、リネンシャツやきれいめパンツに合わせて上品なカジュアルスタイルを作るのもおすすめです。
スカートやパンツと合わせるバランス感覚
タイトスカートに白スタンスミスを合わせると清楚でカジュアルなスポーティスタイルに。マーメイドスカートなどボリュームのあるスカートとも相性が良いです。
スタンスミスをスカートやパンツと合わせる際のバランス感覚は、「シンプルさを活かしつつ、足元の軽さを意識する」ことがポイントです。
スカートの場合、タイトやミモレ丈のスカートと合わせると女性らしいシルエットが際立ち、スタンスミスのカジュアルさと上手く調和します。ボリュームのあるフレアスカートやプリーツスカートでも、靴のシンプルなデザインが引き立て役となりつつ、スポーティミックス感がおしゃれに映えます。足元が大きく見えがちなため、靴下やタイツは薄手で足首を見せると軽やかさが増します。
パンツの場合は、スリムストレートやクロップド丈、アンクルパンツが特にスタンスミスと相性良く、靴のラインがきれいに見えます。ワイドパンツやボリューム感のあるパンツには足元をすっきりさせるために、靴紐をゆるめにして抜け感を出すのがおすすめです。デニムやチノパンに白や黒のスタンスミスを合わせると、どんなトップスとも合わせやすいベーシックな着こなしが完成します。
全体のシルエットを意識し、上半身と足元のバランスを崩さないようにすることが大切です。特に女性の場合は、靴とボトムスの境目をきちんと整え、軽やかな印象を意識するとスタンスミスがぐっと映えます。
靴紐のアレンジで個性をプラスする方法
靴紐をカラフルなものに変える、または片結びで抜け感を演出するなど、個性ある工夫が女性には特に好評です。
まず、カラフルな靴紐に替えることで、シンプルな白や黒のスタンスミスにアクセントを加えられます。赤や青、パステルカラーなど自分のファッションや気分に合わせて色を選ぶと良いでしょう。次に、靴紐の結び方を工夫する方法があります。例えば、通常の蝶々結びではなく、片結びやイアンノット(Ian Knot)で結ぶとほどけにくく見た目もすっきりします。
また、靴紐の通し方を変えて変化を出す「ループ通し」や「ジグザグ通し」も個性を演出できます。片方だけ靴紐を緩めたり、片方紐なし風に見せるコーディネートもトレンドです。
さらに、リボン状の靴紐に替えたり、多重結び、ビーズやチャームをつけるなど、素材や装飾を加えて遊ぶことも可能です。靴紐アレンジは気軽にできるので、季節や気分で変えて楽しむのがおすすめです。
トレンドのスポーティミックスコーデ解説
マウンテンパーカーやアスレジャーアイテムと合わせると動きやすさも重視したおしゃれが完成します。
トレンドのスポーティミックスコーデは、スポーツ要素を取り入れつつ、普段使いに馴染むおしゃれなスタイルを指します。スタンスミスはそのミニマルで洗練されたデザインから、スポーティミックスコーデの足元に最適なスニーカーです。
このコーデの基本は、スポーツウェアやアクティブウエアのアイテムをカジュアルファッションの中に組み込むこと。たとえば、マウンテンパーカーやウインドブレーカー、ジョガーパンツやトラックパンツなどを合わせることで、動きやすさや快適さをキープしつつ、ファッション性も高められます。
スタンスミスの白やニュートラルカラーはどんなスポーティアイテムとも馴染みやすく、全体のバランスを崩さないのでおすすめです。トップスはゆったりとしたスウェットやTシャツを選び、ボトムスは細身のジョガーパンツやクロップドパンツで足元を軽く見せるとメリハリが出ます。
アクセサリーはミニマルにし、機能性があるキャップやリュックをプラスするとよりスポーティな印象がアップ。カラーは落ち着いたトーンでまとめつつ、靴紐やバッグで色を差すとトレンド感が出ます。
スポーティミックスはカジュアルの中に洗練を感じさせるので、スタンスミスのシンプルで上品なデザインと相性が良く、男女問わず多くのファッション好きから支持されています。
大人女性のきれいめカジュアルに最適な着こなし
リネンシャツやセンタープレスパンツに淡い色のスタンスミスを合わせて、ゆったりとした休日スタイルが楽しめます。
大人女性のきれいめカジュアルにスタンスミスを取り入れる際は、「シンプルかつ上質なアイテムを組み合わせること」がポイントです。例えば、リネンシャツやシルク混のブラウス、センタープレスのパンツなど、きれいめの素材感やシルエットを意識したアイテムと合わせると、大人の上品さが引き立ちます。
スタンスミスの白やニュートラルカラーはきれいめスタイルの足元に清潔感と軽やかさをプラス。パンツは細身のクロップド丈やテーパードシルエットがおすすめで、足首を見せることで抜け感を演出します。スカートの場合は、タイトスカートからミディ丈のフレアスカートまで幅広く相性が良く、程よいカジュアル感をプラスできます。
アウターはトレンチコートやカーディガンを選び、全体的にナチュラルカラーでまとめると統一感のある大人のきれいめカジュアルが完成します。アクセサリーは控えめで上質なシルバーやゴールドの小物を選ぶと、洗練された印象を強調できます。日常からオフィスカジュアルまで幅広く活用できる着こなしです。
スタンスミスの流行りは終わったのか?
「流行りが終わった」というよりは、時代やスタイルに合わせて進化し続けているブランドアイコンといえます。
スタンスミスの流行りは「終わったのか?」という疑問についてですが、2025年現在でもスタンスミスは根強い人気を誇り、むしろ日常に深く浸透しているため、流行り廃りの枠を超えた「定番」としての地位を確立しています。1980年代から続く人気に一時的な落ち込みはありましたが、2000年代後半から再ブームが起こり、その後もファッションシーンで幅広く支持されています。
近年は環境に配慮したリサイクル素材を使ったモデルを展開するなど、現代のトレンドであるサスティナビリティにも適応しつつ、新しいモデルも積極的に発売され続けています。多様なカラーや素材バリエーションも豊富で、メンズ・レディース問わず様々なシーンにマッチする万能スニーカーとして、今後も長く愛用されることが予想されます。
スタンスミスのかっこいい履き方まとめ
- スタンスミスはシンプルで歴史あるスニーカーで、正しいサイズ選びとフィット調整が履き心地の基本。
- 靴紐は一番上まで通さず、抜け感を出す通し方がかっこいい。靴紐の長さは120cmが目安。
- 40代はセットアップに白スタンスミスで都会的に、50代はカジュアル重視でデニムやチノパンとの合わせがおすすめ。
- 黒はシックながら全黒は重い印象なので注意し、緑は意外に合わせやすいアクセントカラー。
- レディースにはピンクなど女性らしい色やスカートとの組み合わせが人気。靴紐アレンジで個性をプラス可能。
- スタンスミスは流行り廃りの枠を超えた「定番」としての地位を確立している。
これらのポイントを押さえれば、スタンスミスをかっこよく履きこなし、年齢や性別に合った魅力的なコーデが楽しめます。

